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録音したイベントの失敗した一部だけを修正することができます。まず、修正したいフレーズのところにこのようにロケーターを持っていってください。
左右のロケーターを指定してください。
(図では4小節分指定していますが、本来直したい部分より、
すこし広めに範囲を指定したほうが、後々修正がしやすくなります。)
そして、トランスポートパネルのこの部分を2箇所点灯させてください。
この段差マークみたいなボタンを点灯
こうするとパンチイン、パンアウトと言う機能が使えます。ロケーターの範囲にカーソルがくると自動的にその部分だけ録音状態になります。そして、右ロケーターの場所にカーソルがくると自動的に録音が終了します。再生はつづきます。
ですから、ロケーターの範囲の前から再生音を聞いて、その場所にきたら、そこだけ自動的に録音をするということが可能になります。パッチをあてるみたいな感じです。これはあまりにも便利な機能なんで、あまり依存しすぎると、楽器の上達が遅れるような気がするので、私は最小限の利用にとどめるように自制しています。(誘惑に負けてしまうことも多々あります。)
楽器の上達よりも音楽の完成度を優先する人は活用すべき機能です。
あと、録音した時、前後に弦をこすったノイズが入ったり、マイク収録の場合は、座ってた椅子が「ぎぎぎーっ」とか、「はぁー」とか気が緩んでため息ついたりして、雑音が入ってしまうことがよくあります。こんな時は、そのノイズを隠してしまいましょう。
こんな感じで、ノイズが入ってたりします。
図右のかすかな波形がノイズです。
まず、「>:<」←こんなマークのスナップをオフにして、イベントの右下四角をつまんで、この場合は左に移動させます。すると、
ノイズが隠れます。消えているわけではありません。右に移動すると元に戻ります。上手に正規の音を残して隠してください。はさみツールを使って、これを応用するとブレイクの時のノイズも隠せます。
さらに、先ほどのパンチイン、パンチアウトで修正したイベントの最初と最後をこの機能を使って調整すると、つなぎ目がきれいになります。
さぁ、修正が終わったら、一通り打ち込みと録音が終了しました。完成まであともうちょっと。