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ドラマ「太陽にほえろ!」は、1972年にスタートしているのですが、この年に私はギターを始めました。中学一年です。
この愛のテーマは、しんみりとした場面で使われていたように記憶します。必ずしも愛と関係ない場面でも使われていたように思います。
作曲は元スパイダースの大野克夫氏、演奏は井上尭之バンドだったの思うのですが、CDには井上氏はクレジットされていません。
さて、音作りですが、一番手間をかけたのはサックスかもしれません。まず、音源はHalionOneのソプラノサックスの音を使っているのですが、
この音には吹き始めのサックス独特のブワッっていう感じの炸裂音が入っています。ところが原曲のサックスはとても甘い感じの音色で、吹き始めも滑らかです。
ですから、試行錯誤してイコライザーでたしか2kHzあたりを極端にカットしました。
それと符割りなのですが、独特の演歌のような間と溜めで吹いています。これも、出来るだけ再現しました。あと、強弱にも気を配りました。
ただ、ギターでいうチョーキングのように音程を上げ下げは真似をすると人工的な感じになってしまったので、敢えてやりませんでした。
ドラムは前半と後半ではセットを変えました。最初は標準的なセット、後半はロックドラムを使いました。スネアとかシンバルの音が異なっています。聴いてみてください。
オルガンはハモンドオルガンで一般的な音を使いました。
肝心のギターですが、全編にわたってアルペジオを弾いているのがVariax500で、Telecasterのモデルを使っています。
アンプはVettaIIのTwinReverbのモデルを使いました。9小節目からは、時間差を設けて左右に振り分けてディレイとフェイザーをかけています。
サックスに続いてメロディーを弾いているのが、レスポールタイプのGRECO EG1000Rです。
VettaIIはMarshall Majorのモデルを使っています。
さらに、Cubase 5側でTUBE系のディストーションをかけています。あとはステレオディレイをかけました。
ギターソロはFender Stratocaster AmericanDeluxeです。アンプはVettaIIのPeavey 5150 IIのモデルを使っています。
ヴァンヘイレンが使っていたことで有名です。エフェクターはディレイとコーラスです。はじめはアドリブで数テイク録ったのですが、あまり出来が良くなかったので、部分部分に決めのフレーズを作り、その間をアドリブで弾きました。
全体のアンビエンスは前半は録音スタジオ風、後半は教会風です。
ドラム、ベース、サックス オルガン、ストリングス |
MIDIの打ち込み、音源HalionOne |
使ったギター | Fender Stratocaster AmericanDeluxe GRECO EG1000R with S.DuncanSH-4&2 LINE6 Variax (Model:Telecaster) |
GuitarAMP | Line6 VettaII (Model:Twin Reverb) (Model:Marshall Major) (Model:Peavey 5150 II) |
MIC PreAMP | ART TSP II |
Audio Interface | Edirol UA-101 |
DTM Soft | Cubase 5 |
演奏:2009年04月19日(日)
太陽にほえろ ギター刑事登場! (愛のテーマ)