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さて、ドラムのオカズは、フィルイン(Fill in)ともいいます。正確な定義は知りません。たとえば、このSmoke on the Waterでは、イントロの終わりにスネアでタラスカタカタンって入っているじゃないですか。こうゆうやつですよ。
YoutubeのSmoke on the Water(1972)
「次にいくよー」見たいな合図というか、景気づけというか、ドラマーの自己主張というか、いずれにせよ、オカズは無いより適度にあったほうがいい。そして、いつも同じじゃ飽きてしまいます。そういう意味では、ご飯のおかずとおんなじです。
わかって頂けましたでしょうか? 説明している人間がわかっていないので、わからなくても次に進みます。
ドラムのオカズは、ドラマーにとってテクニックの見せ所なんですね。曲の雰囲気やノリを壊さない程度に自己主張するところです。ですから、我らギタリストをはじめとするドラム素人には、耳コピがとても難しい。このSmoke on the Waterの、それ程難しそうではないオカズでも、いい感じの雰囲気出すのは、至難の業。
まあ、テキトーにやってみましょう。
今まで作ったドラムイベントの一番右、プロジェクト26小節目をダブルクリックして、ドラムエディターを立ち上げてください。
このオカズはこの小節の後半からなんで、後半の部分の打ち込まれているビートを削除しましょう。
このように範囲を指定してDeleteキーを押しましょう。
そして、ざっと聴くとタタンタ、タタタンと叩いているように聴こえる。で、そう打ち込んでみましょう。
さらに、右手左手の法則(?)通り、強弱をつけてみる。多分、右左ん左、右左右だとおもうので(自信なし)、110,80,80,100,80,100と打ち込んでみてください。
再生してみてください。何か物足りなくありませんか? で、原曲をよーくよーく聴いてみると、ロールのような装飾音が一拍目の前と、三拍目の前に聴こえます。それも三連ぽい。本当はどうなのかわかりませんが、三連符ということにしておきましょう。(テキトー)
この三連は32分音符の三連のようです。でも、今の設定ではテキトーに打ち込んでもきちんと16分で入力できるようになっているので、32分三連は打ち込めません。
そいつを変更しましょう。まず、画面上部にあるQマーク(クオンタイズ)の右の*(アスタリスク、グローバルクオンタイズを使用)ボタンを押して、その左のクオンタイズ値を1/16から1/32 三連符に変更してください。
そして、必要に応じて右下のズーム三角でサイズを入力しやすいように変更してください。で、三連符を打ち込みます。ベロシティ値も変更してみました。邪魔なハイハットも消しました。
できました。この三連のベロシティ(音の強弱)は好みで調整してみてください。そして、先ほど変更した1/32 三連符を1/16に戻しましょう。
これで完成か、いや、もう一箇所、ちょっとだけ変更しましょう。
プロジェクトの12小節目、ハイハットが刻み始めてから2小節目、この小節で一箇所だけハイハットをオープンにします。16分音符で11個目ここのClosed Hi-Hatのビートを削除して、新たにOpen Hi-Hatを加えます。このままですと、ハイハットの切れがよすぎるので、12個目のClosed Hi-Hatも削除しましょう。(削除はスティックツールでクリックすれば消えます。)
切れがいいほうがお好きな場合は12個目は残すのもありだと思います
ドラム打ち込みの完成
できた。
さて、再生してみて、頭の中であのギターのリフをイメージしながら聴いてみると、面白いですよ。ノリのいい人ならこれだけで踊れるかも(そりゃ無いか)
ちなみにこのドラムパートのかなり完コピに近い動画を見つけました。ご参考までに、、、
→完成度の高いSmoke on the WatarのDrum
(DAWソフトは
Cubaseシリーズを使用しています。)