第20回打ち込んだオルガンの音作り DAW DTM 宅録入門 - ギター松の音楽スタジオ

ギター松TOP > DAW DTM 宅録入門 > 第20回打ち込んだオルガンの音作り
← 前の回に戻る 第20回打ち込んだオルガンの音作り  次の回に進む →   

第20回打ち込んだオルガンの音作り
 

さて、打ち込んだオルガンの音は、ちょっとおとなし過ぎますね。このSmoke on the Waterのオルガンはジョン・ロード翁が弾いているんですが、ギターに負けず劣らずディストーションがかかっています。

本物→YoutubeのSmoke on the Water(1972)

例によって、パソコンのキーボードのF3キーを押してください。(デバイスメニューからミキサーを選んでも同じです。)

Cubase Mixer Window
ミキサーのウィンドウ

オルガントラックのe マークのボタン押してください。 で、ベースのときと同じようにエフェクトを選びます。今回はDistortionの中のDistortionを選んでみましょう。 

Cubase VST Instrument Track Edit
VST インストゥルメントトラックのチャンネル設定のウィンドウ

サイクル再生にして、聴きながら音を調整してみましょう。要領はベースのときのDaTubeとおなじです。

Cubase Distortion
Distortion

私はこんな感じにしてみました。なんか、低音がもたってしている感じがします。(上部の黒い窓をクリックするとプリセットメニューが出てきますので、そこから選んで、それを自分なりに調整してもいいと思います。)

これも、好みの問題ですが、その低音のもこもこ感を取るのと、シャープさを出すために少しEQをいじってみました。

Cubase EQ Window
EQウィンドウ

ご自分の好きなように調整してみてはいかがでしょうか。4つのそれぞれのボックスの下の段にある High Pass I とか Parametric IIという項目を変えると掛かり具合のパターンが変わります。これも試してみると、効果がわかって面白いです。

他にもエフェクトはあるんで、いろいろ試してみても面白いです。今回はモジュレーション系は全く使いませんでしたが、コーラスやフェイザーなど定番のエフェクターは、程よくかけると雰囲気が変わって楽しいですよ。

さて、これでバッキングはほぼ完成です。

次回はギターもしくはメインの楽器の本番録音をしてみましょう。



(DAWソフトは Cubaseシリーズを使用しています。)

DAW DTM 宅録関連ブログ記事

 
 


← 前の回に戻る 第20回打ち込んだオルガンの音作り  次の回に進む →  
ギター松TOP > DAW DTM 宅録入門 > 第20回打ち込んだオルガンの音作り
Copyright Guitar-Matsu