このホームページと
ブログ「ギター松の一生」内の
検索ができます。↓
で、お待たせいたしました。Cubase 6の新機能を紹介します。
ロックやポップスの場合、テンポが一定の曲が多いんですね。とくに最近の曲はメトロノームのクリック音に合わせて録音するケースが多いのでリズムは正確です。
(同じようにやっているのにリズムが狂う私、、、orz)
ところが、クラシックやジャズなんかは自分たちのリズムでやる場合が多いですよね。オーケストラは指揮者のリズムに合わせていますよね。それから、ノリを大切にするミュージシャンは、クリック音は使わずに録音しているみたいです。
ビートルズぐらいの時代ですと、そもそも、クリック音に合わせて録音する習慣すらなかったみたいです。
で、こういった人間の生み出すノリに、打ち込みなどの電子的な音源を上乗せする場合、Cubase等のソフト側でテンポの調整をしなければなりません。
この調整は今まででも出来たんですが、結構面倒でした。それが、今回のCubase 6の新機能で比較的簡単にできるようになりました。
それがテンポ自動検出機能です。
まず、テンポを検出したいオーディオイベントを選択して、プロジェクトメニューからテンポ検出を選びます。
(この時に事前にオーディオイベントの最初の不要な部分を隠して、その頭の部分を小節の区切りに吸着させておくと検出の精度が上がるみたいです)
テンポの検出を選ぶ。
すると、テンポ検出パネルが現れます。このテンポ検出パネルの分析ボタンを押すとテンポを検出して、以前ご説明したテンポトラックに自動的に書き込みます。
分析後、こんなメッセージがでました。
で、一応テンポトラックに自動的に揺らいでいるテンポが書き込まれたのですが、機械のやることなんで、あんまり完璧ではありません。手作業でいろいろ修正しました。