第31回 リタルダンドにしてみよう。(Cubase6) DAW DTM 宅録入門 - ギター松の音楽スタジオ

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第31回 リタルダンドにしてみよう。(Cubase6)
 

宅録事始のいきさつはこちら

前回のドラムとベースのみのブルースのエンディングをリタルダンド(ritardando:だんだん遅くなる)させてみます。

単純にテンポを変更させる方法は以前やりました。↓
(ドラムを打ち込んでみよう2 - 宅録事始第13回)

この時はデフォルトのテンポ120bpmを115bpmに変えました。この場合は115のまま一定に進んでいきます。ですが、今回はリタルダンドなのでテンポが時間とともに変化します。

テンポ変化させるにはテンポトラックというものを使います。その前に、トランスポートパネルのTEMPOをクリックして"FIXED"(固定)から”TRACK”に変更してください。これで、テンポトラックの支持通りにテンポが変わるようになりました。

Cubase 6 トランスポートパネル 
トランスポートパネル(Cubase 6)

ではテンポトラックを開きます。メニューからプロジェクトを選択して、さらに、テンポトラックを選びます。

Cubase 6 テンポトラック呼び出し

すると、テンポトラックが表示されます。

Cubase 6 テンポトラック

そして、変化の仕方を指定します。画面上部の「カーブの挿入」をクリックしてください。

Cubase 6 テンポトラック カーブの挿入

”ジャンプ”は、一瞬にしてテンポ変える場合。そして徐々に変化させる場合は”引き寄せ”を選択します。リタルダンドなので、今回は”引き寄せ”です。(Cubase 5の時は"傾斜"という名前でした。)

テンポトラックを見てみるとデフォルトは120のところに一直線に線が伸びています。

ここでこの線に変更を加えます。まず、リタルダンドを始めたいところでクリックします。

Cubase 6 テンポトラック リタルダンド

そしてリタルダンドを終了したいところをドラッグして、テンポを下げます。今回は、最後の2小節で半分のテンポ60まで下げてみました。視覚的にもテンポが変化していることがわかります。

で、こんな感じになりました。

前回よりこっちの方がしっくりいきませんか?

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