第11回ギターの試し録音 ノーマライズ DAW DTM 宅録入門 - ギター松の音楽スタジオ

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第11回ギターの試し録音 ノーマライズ
 

昨日作ったプロジェクトを呼び出します。初期画面に出てくるプロジェクトアシスタントのWindowから(宅録事始第八回)、プロジェクト名を選びます。

さて、こんな感じになってますか?

Cubase 録音
右に動いていたカーソル(縦線)が止まり、録音が終了しました。
波形が表示されている箱をイベントと呼びます。

「いや、そんなにくっきりした波形ができないよ。それにトラックが太くなってんじゃないか」

まあ、ちょっと待って。その前に再生してみましょう。

まず、昨日の記事から続けている方は、まずカーソルを開始位置に戻します。トランスポートパネルから、手前に戻すボタン|<を押しましょう(正式には「前のマーカー/プロジェクト開始位置へ」ボタン)。 そして、カーソル(縦の線)が一番左移動したのを確認してください。

Cubase トランスポートパネル
トランスポートパネル

Cubase モニタリング
スピーカーのマークを消灯。

そして、モニタリングのボタンをOFFにして、再生ボタン>を押してください。再生されましたか? 再生されたら停止□ボタンを押してください。

「なんか、音が小さくて物足りない感じ」

そうかもしれません。まず、トラックの見た目を太くするのはマウスでトラックの下の縁をドラッグすると太さを調整できます。

そして、波形が大きくなく、音が小さいのは、入力のレベルが小さいからなんですが、なかなか適当なレベルで録音するのは難しいです。レベルが大きすぎると修復は不能ですが、小さい分には直すことができます。

では、レベルを通常レベルに上げましょう。ノーマライズという機能をつかいます。ノーマルにするって言う意味でしょうね。

では、まず対象となるイベントをクリックします。(現時点ではひとつしかない、波形が表示されているBOX)

で、メニューのオーディオ → 処理 → ノーマライズと選んでいってください。

Cubase ノーマライズ
ノーマライズのWindow

処理を実行ボタンを押してください。

ノーマライズを行うと波形の幅が太くなったと思います。先ほどの手順通り再生してみてください。音も大きくなったはずです。ピークにあわせて全体のレベルの調整をしてくれるので、正常(Normal)にしてくれているはずです。ただし、ノイズがある場合はノイズも大きくなってしまいます。出来るだけ音声信号は、適正レベルに近い形で録音するようにしましょう。

このように、イベントに今後、様々な処理を実行する場合、対象となるイベントを選択して、処理を実行する、と言う手順を踏みます。

ここまで、問題なく進んでいる場合は、接続・設定など今のところ正しいと思われます。



(DAWソフトは Cubaseシリーズを使用しています。)

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