防音室 - 工事工程  ギター松の音楽スタジオ

防音室 - 工事工程

(工期2008年10月09日~10月21日)

1.解体と配線 10月09日 

解体と配線

押入れ、洋服ダンス、入口のドアなどを解体、その内側に各種配線を施す。
既存の壁は残し、その内側に防音ボックスを作る感じです。 こうすることで振動が伝搬しにくい空気層ができます。さらに既存の壁の防音効果も期待できるそうです。
反面、部屋はせまくなります。

工事前の防音値も測定する。
(工事後との変化をみるため。)

2.床工事 10月10日-11日 (以降、日程は正確ではなく、多少前後してます。)

床工事

床に防音材を層構造に積み上げていく。
一番下から防振グラスウール、合板、石膏ボード二枚、さらに合板。
壁と同様、既存床上に厚く仕上げていくので、天地は低くなります。

3.壁に木枠 10月11日-12日

壁に木枠

壁天井に木枠が組まれていきます。
出窓と本棚は潰してしまいました。

4.壁にグラスウール 10月12日-13日

壁にグラスウール

壁と天井にグラスウールが敷き詰められます。 このグラスウールは吸音効果だけではなく、断熱材としても使われるもので、 表面のポリエチレンフィルムによる防湿効果も見込まれます。
同時に消音ダクトも取り付けられる。

5.石膏ボードが張られる 10月14日-16日

石膏ボード

石膏ボードが張られて、隙間を埋めています。 ギターケース収納や吸音ブースなどの造作も形になっていきます。
消音ダクトの側やドアのフレームなども付けられる。

6.クロスが張られる 10月18日

クロス

この木目のクロスを選んだ時はちょっと不安でした。どんな感じになるのかと、、、
この時点でも、なんかサウナみたいで失敗したかな、と思いましたよ。

この日にギター収納庫の珪藻土がぬられました。

7.フローリングが張られる 10月19日

フローリング

フローリングが張られました。
ドアも取り付けられ、吸音ブースに吸音材が張られ、ギター収納庫にサッシが 組み込まれました。

8.電気関係仕上げ 10月20日-21日

電気関係仕上げ

コンセントや照明など電気関係が仕上げられました。エアコン(既存)も再設置。
ギター収納庫のハンガーが試行錯誤の上、設置されました。 カーテンレールや天井スピーカーなどもこの時につけました。DTM用の組み立て机もこの時に搬入されました。 この机を組み立てるのも手伝ってくれました。
そして、防音性能の測定を行いました。

完成

完成

後日、ギターや機器、家具(既存)、カーテン、照明器具などを搬入・設置して完成しました。
木目調のクロスもサウナ状態から脱し、他の機材と調和がとれていい感じになりました。

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