防音室 - ギター収納  ギター松の音楽スタジオ

防音室 - ギター収納

(2008年完成)

ギター収納庫の全体像

15本ぐらいは収納できる。サッシのガラスは結構分厚いものを使っているので、防音効果もあります。

ギター収納庫、もとは洋服ダンス

もともとは、洋服ダンスでした。それを解体した様子。

ギター収納庫

まずは石膏ボードと断熱材。上にはギターハンガー用のレールが見えます。

ギター収納庫

そしてさらに、石膏ボードを張ります。この上から調湿効果のある珪藻土を塗ります。

ギター収納庫

珪藻土を塗った後1週間以上乾燥させました。湿度50%ぐらいになったところでアコギ達を収納しました。

今回、一番こだわったのがギターを収納する場所。ギターをたくさん収納できるだけではなく、 湿度の管理ができて、ギターを育てる環境である。なんていう都合のいい要件をあらかじめ作りました。

まず、収納の仕方に関しては、アイデアがあったので、それをラフな絵を描いて業者の方に提示しました。ちょっとラフ過ぎてわかりづらかったかも知れません。 それは、二階構造にして、その二階部分は可動用のレールにハンガーを乗せてそこにギターを吊るすというものです。

そして、湿度の管理に関しては漠然と調湿効果のあるものはないかと、業者の方に投げてみました。すると、今回の珪藻土にによる塗り壁を提案してくれました。 この珪藻土は優秀で、完成以来、湿度はほぼ45%から55%の間で保っていてくれています。ただ、ひと冬で二度ほど加湿器を入れる必要があるかもしれません。 欠点は、質感が和室の塗り壁と全く同じなのでギターをぶつけると傷が付いてしまいそうです。

内部には電源コンセントがあり、ギター育成のためのラジカセや加湿器を使うときには便利です。

ギター収納庫 ギターハンガー

ギターを吊るすハンガーです。ハンガーの腕は、ラフな絵を描いて防音工事の業者の方に作っていただきました。フック自体は既製品の HERCULES STANDS GSP39WBを使いました。ほかのスタンドもこのHERCULES STANDS を多く使っています。据え置き型はちょっと場所を取りますが、安くて優れものです。

ギター収納庫 ギターハンガーとレール

そのギターハンガーをレールに乗せたところです。ガイドが付いているので落ちませんし、スライドできるようになっています。

ギター収納庫 ギターハンガーにギターを吊るしたところ

ギターハンガーにギターを吊るしたところ。ギター間に下がっているのは、ユニクロのバスタオル。出し入れの時やちょっとした地震への対策。

ギター収納庫 ギターに音楽を聴かせる。

中には電源コンセントがあり、ラジカセの大音響でギターに音楽を聴かせています。理由はブログ記事" ギターを育てる"をご覧ください。Martin 000-42はこのおかげか本当に鳴りが良くなりました。

ギター収納庫 ギターに聴かせているCD

ギターに聴かせているCDです。いろいろなジャンルの曲を聴かせましたが、やっぱりアコギの曲が一番共鳴して効果があるように思います。 なかでも、押尾コータローさんのストローク系の曲は最高に共鳴してくれます。

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