15本ぐらいは収納できる。サッシのガラスは結構分厚いものを使っているので、防音効果もあります。
もともとは、洋服ダンスでした。それを解体した様子。
まずは石膏ボードと断熱材。上にはギターハンガー用のレールが見えます。
そしてさらに、石膏ボードを張ります。この上から調湿効果のある珪藻土を塗ります。
珪藻土を塗った後1週間以上乾燥させました。湿度50%ぐらいになったところでアコギ達を収納しました。
今回、一番こだわったのがギターを収納する場所。ギターをたくさん収納できるだけではなく、
湿度の管理ができて、ギターを育てる環境である。なんていう都合のいい要件をあらかじめ作りました。
まず、収納の仕方に関しては、アイデアがあったので、それをラフな絵を描いて業者の方に提示しました。ちょっとラフ過ぎてわかりづらかったかも知れません。
それは、二階構造にして、その二階部分は可動用のレールにハンガーを乗せてそこにギターを吊るすというものです。
そして、湿度の管理に関しては漠然と調湿効果のあるものはないかと、業者の方に投げてみました。すると、今回の珪藻土にによる塗り壁を提案してくれました。
この珪藻土は優秀で、完成以来、湿度はほぼ45%から55%の間で保っていてくれています。ただ、ひと冬で二度ほど加湿器を入れる必要があるかもしれません。
欠点は、質感が和室の塗り壁と全く同じなのでギターをぶつけると傷が付いてしまいそうです。
内部には電源コンセントがあり、ギター育成のためのラジカセや加湿器を使うときには便利です。
ギターを吊るすハンガーです。ハンガーの腕は、ラフな絵を描いて防音工事の業者の方に作っていただきました。フック自体は既製品の
HERCULES STANDS
GSP39WBを使いました。ほかのスタンドもこのHERCULES STANDS
を多く使っています。据え置き型はちょっと場所を取りますが、安くて優れものです。
そのギターハンガーをレールに乗せたところです。ガイドが付いているので落ちませんし、スライドできるようになっています。
ギターハンガーにギターを吊るしたところ。ギター間に下がっているのは、ユニクロのバスタオル。出し入れの時やちょっとした地震への対策。
中には電源コンセントがあり、ラジカセの大音響でギターに音楽を聴かせています。理由はブログ記事"
ギターを育てる"をご覧ください。Martin 000-42はこのおかげか本当に鳴りが良くなりました。
ギターに聴かせているCDです。いろいろなジャンルの曲を聴かせましたが、やっぱりアコギの曲が一番共鳴して効果があるように思います。
なかでも、押尾コータローさんのストローク系の曲は最高に共鳴してくれます。
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