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で、税関の担当者の言うとおり、問い合わせた日の翌日には通関手続きが終了し、さらにその翌日には配達されました。結局一週間近く税関の中に置かれていたことになります。
税関に入らなければ、DHLの見積もり通り10日ぐらいで着いていたはずです。
それで、配達時に日本の消費税と通関料を払いました。消費税が5500円で通関料が200円でした。この消費税の5500円というのがどういう計算で出されているのかわかりません。いろいろ調べてみたんですが、基本的には国内同様、金額x5%なんですね。まぁ、実際想定していた金額の半額近いんで、やぶ蛇にならないように静かにしてました。
想像していた以上に幅が広い梱包。
で、長旅だとやっぱり気になる梱包の仕方。ヴァイオリンベースは普通のギターよりも細身なんで、このでかい箱にはびっくり。幅は倍はあるぞ。
エアー入りの緩衝材がぎっしり入っていまいた。
緩衝材は、たっぷり入っていて、国内の楽器店で配送してもらう時と同等の感じです。
その中にはビニールで封がされたハードケースが入ってました。
もちろん、この後、実際に音を出したりして検品しました。運送時の問題があれば保証してくれることになってます。
サウンドは、ヴァイオリンベース独特のもので全く問題がなく、傷や不具合の全くないピッカピカの新品でした。はぁー、よかったよ。ホントに安心した。
最後にまとめます。
いろいろ問題はありましたが、経験をしていれば心配の必要のないことばかりで、特にドイツの店の対応は、かゆいところに手が届くという程では無いにしろ、ほぼ満足できるものでした。ただ、荷物のトラッキングのページはちゃんと機能させて欲しいな。後、ヨーロッパ圏以外の客も想定したサイトの作りにして欲しい。日本語のページを作れとまでは言わないにけど。
運よく、1ユーロ=106円台の時に発注できたので、為替手数料を入れても109円台におさまりました。今日現在、114円前後なのでホントにラッキーです。結局、日本の定価の半額ぐらい、実売価格より10万ほど安く購入できました。日本の価格は為替リスクがのるんでどうしても高くなります。
顛末記の最初にも書きましたが、もし、これから不具合が発生した場合、店の保証が3年付くものの往復の配送料を考えると、国内で自費でリペアショップに出したほうが安くつくはずです。私は、この差額の10万が、十分これから起きるかもしれないリスクに充当できると判断しました。
これから、個人輸入をされようと考えている方は、安さとリスクのバランスをしっかり考える必要があるのではないでしょうか。
ということで、個人輸入顛末記終了です。長々とお付き合いいただきありがとうございました。